健康診断と言うのは、定期的に行う事で予想もしていなかった病を早期発見することが出来ます。ほとんどの企業や学校では毎年定期的に行っています。日本では毎年当たり前に行われる健康診断ですが、海外によっては、まだまだその体制がしっかりと整っていない現状があります。日本からそう遠くないタイにおいては、医療制度自体、まだまだ未発達な部分があり、他の諸外国からの支援に頼っている部分があります。

定期的に行われる健康診断についても、首都であるバンコクにやっと浸透し始めてきた位で、まだまだこれから改善が必要になります。また、バンコクと言う地域は、日本とは違い、非常に病原菌が多数存在する地域です。日本よりも温暖であると言う理由、熱帯湿地であると言う理由があります。その為、日本以上に医療制度の確立が求められる地域になります。

まだ、首都であるバンコクは良い方です。バンコク以外の地域においては、医療機関さえ存在しない地域も多数あります。諸外国の医療支援もあり、そのような地域にもこの数年でだいぶ医療の提供が出来る環境が整ってはいます。しかし、まだまだ医療技術を受けたい時に自由に受けられる環境には無く、それが原因で、特に小さな子供への悪影響が増え続けている現状にあります。

今後は、定期的な健康診断はもちろんの事、日常的に医療を受けることが出来る環境の整備が最優先となってきます。また、医療に携わる事が出来る人材育成も重要な課題となります。