日本人の旅行先の候補として挙がってくる事が多いタイ国ですが、もし万が一病気に罹ってしまったとしても、バンコクを中心とした日本語対応の病院があるため、日本語が通じず治療に支障が生じることなく、安心して医療を受けることが出来ます。ただし、タイでは外国人の治療に関して高額の医療費が請求されますので、海外旅行傷害保険を掛けておく必要があります。また地方や一部の病院では、海外旅行傷害保険に加入していても治療費を請求されることがあるため、クレジットカードを持っておくと良いです。またクレジットカード自体に海外旅行傷害保険が付帯されていることもあり便利ですが、旅行に行く前に目的地・滞在日数などを伝えておかないと保険の適用外になってしまうケースがあったり、旅行ツアー代金をクレジットで支払いしていないと保険が適用されないなど、クレジットカード毎に保険適用の条件が違ってくる場合もあるので、クレジット会社に事前に確認を取っておくのが確実です。

病院が日本語に対応してくれているのもタイ旅行の安心できるところでもありますが、病院だけでなく薬局でも日本語に対応しているところがあります。ただ何か体調が悪い、熱があるという自覚症状だけで薬局へ行って薬を購入するのは安直です。デング熱や新型のインフルエンザだったりする場合もあるので、きちんと病院へ行き診察を受けた上で、処方された薬を服用するようにしましょう。保険が適用されていれば、通院と薬の費用は全て保険会社が負担してくれます。