日本とは環境の違う海外で、病気になってしまったら、もちろん地元の病院にかかる必要があります。しかし、事前に知っておかないといざ治療を受けると言った時に大変苦い経験をしてしまう可能性もありますので、注意が必要です。まず、事前に準備しておきたいものに、海外旅行傷害保険と言う保険に加入しておくことがあります。これは、海外で、特に治療費の高い私立病院などにかかった場合に、必須条件のものとなります。

これがあれば、割安で治療を受けることが出来ます。また場合によっては身分証の1つとしても利用することが出来るので、絶対に持っておきたいものの1つです。そして、クレジットカードは出来るだけ持ち歩いた方が良いでしょう。そして、実際に病院で治療を受ける際には、日本の病院とは診断までの受付の流れが多少異なる場合があります。

タイの私立病院は日本と比べてそれほど問題はないのですが、やはり文化の違いがあります。多少の違和感や事務的な対応などに出くわすこともあると思います。それは事前に覚悟しておけばなんて事ない事でしょう。また、日本では既に当たり前になっているインフォームドコンセントの考え方が定着していない部分があります。

それにより、担当医からしっかりとした説明がなされずに誤解して受け取ってしまう恐れもあります。少しでも診断に不安な要素があったら、すぐにセカンドオピニオンにヒアリングし、納得のいく診断を受ける必要があります。